2018-03-19 ■ 愚かな本色に 兵機は延焼し 遺利の貧血で 煩喧を呷った 詳しき痛罵は 稚拙を寄示し 換位の対極も 抵抗し蹴った 仄かな恩賞に 営為は偏食し 悲史の隠見で 暗穴を図った 約しき空坐は 機先を治理し 胆気の懐郷も 警告し照った 「詩想の代償」