2018-01-15 ■ 愛惜の花は 古い欝血を 陰刻せども 報恩で興る 確かな殻で 譴責すれば 強き空転に 荒唐は透る 拝啓の朝は 薄い復刊を 遍遊せども 枉屈で屠る 幽かな珠で 沈静すれば 暗き通徹に 統督は氷る 「往く瞳孔」