ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


槌の空理で

硬化した戸

高い完善は

懸想を契る

 

未練の息を

甘く埋蔵し

脆い温熱も

憂目に廻る

 

茎の追思で

淘汰した個

軽い対抗は

置換を削る

 

異相の径を

円く暗転し

遅い猛毒も

冥府に唸る

 

 

「鬼子の刻」