ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


深い朝凪に

嘘は背馳し

密かな王を

細く祈った

 

心臓の虎は

正しい再発

鋭い通理が

沈黙を迫る

 

熱い古傷に

翅は迂回し

愚かな櫃を

甚く抛った

 

常夏の霜は

淋しい待望

拙い睡魔が

静穏を契る

 

 

「空ろな使者」