沈黙の肺が

深く透析し

痛切な骨は

否認に頼る

 

雨の荒野で

禍災が踊る

一途な記憶

嶮しき欝悶

 

反問の膣が

遠く吻合し

方正な月は

多欲に浸る

 

恋の哀史で

重荷が還る

気永な遺恨

嬉しき欠落

 

 

「肉の住処」