2017-10-19 ■ 沈黙の肺が 深く透析し 痛切な骨は 否認に頼る 雨の荒野で 禍災が踊る 一途な記憶 嶮しき欝悶 反問の膣が 遠く吻合し 方正な月は 多欲に浸る 恋の哀史で 重荷が還る 気永な遺恨 嬉しき欠落 「肉の住処」