慧い厭人家は

怨憎が衰死し

句心の法則で

偏差を煙った

 

結論を閉鎖し

放棄した苦杯

素直な負目は

詠歌で騒いだ

 

甘い走馬燈

神愛が隠喩し

比翼の感官で

季節を計った

 

灰殻を帰結し

開花した悲愴

偉大な時雨は

想起で遊んだ

 

 

「ダスト」