ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


知の骨折に

剃刀が澄む

淡い博愛は

死肉を削る

 

弱虫な息が

苦く演壇し

連鎖の病を

沈痛に量る

 

個の密告に

霊性が透く

若い賛嘆は

明視を護る

 

繊細な夜が

深く融合し

孤独の鏡を

淫奔に殴る

 

 

「落伍の生傷」