ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


脳天が痺れた

貴い夏だった

完璧な科白は

熱学を宿した

 

絵葉書の灰は

星空に離散し

冷たい名前を

裡で否決した

 

感性が暴れた

幼い翅だった

深刻な亀裂は

健羨を遺した

 

真理値の波は

認識に和合し

睡たい無間を

夢で浪費した

 

 

「ホルマリン」