ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


贄を実感して

多剤に暮れる

母親は畏怖し

熾天使が散る

 

幻覚の諦視で

甘く摩滅して

易しい福音に

溶融し廻った

 

鬼を読解して

役目に揺れる

恋人は麻痺し

三日月が降る

 

暴走の隙間で

深く否認して

淋しい大罪に

哀哭し遺った

 

 

「小夜の復讐」