ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


偽物に愛着し

混生を護って

聖なる暴君は

口癖で旅する

 

低能な奴隷は

地雷原を渉る

熱の耽美さに

右足が遺って

 

妄説に反響し

削減を図って

善なる人鬼は

古傷で恋する

 

惨忍な紳士は

解毒剤を啜る

神の暗愚さに

面影が宿って

 

 

「バランス」