2017-07-19 ■ 悲観の殻が 歪を護って 幼い禁忌は 偏性に実る 静謐な柩で 寵愛を嘆じ 盲目の詩は 臆病に過る 多欲の肉が 光を齧って 儚い論理は 口実に煙る 克明な炎で 狂想を奉じ 責罰の血は 醜悪に踊る 「弱き破滅」