夜の喪服は

多大な星を

篤く告別し

密かに送る

 

本音は睡り

追憶が廻る

醜い奇蹟を

肯定する為

 

春の死罪は

可憐な色を

甘く惨殺し

僅かに熱る

 

美談は腐り

毒性が宿る

眩い禁忌を

羨望する程

 

 

「冥土終曲」