爆撃機が焼く

人類の打算に

正義は拗れて

火達磨で縋る

 

若い地獄図が

醜さを描写し

想起する神は

否認に塗れる

 

肉細工が病む

万物の杞憂に

精気は壊れて

利己心で肥る

 

弱い絵葉書が

貴さを叙述し

遡行する恥は

隙間に流れる

 

 

「無限の前線」