洗濯機が縋る

高潔の器官に

洋服は踊って

儚い泡を知る

 

君の美意識で

地肌が熱れば

短命な恋慕を

指先で殺した

 

羅針盤が辿る

精確の才気に

因業は終って

賢い径を照る

 

僕の不安視で

否定が過れば

誠実な針路を

妄言で呪った

 

 

「裡なる渦巻」