ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


臆病な虎は

詩才に縋り

古い讃美を

恐怖で磨く

 

野生の牙が

肉を屠れば

霊魂は散り

内臓で輝く

 

凶悪な雨は

悲鳴に踊り

永い破滅を

無償で恵む

 

虚空の毒が

神を削れば

実存は去り

真景で慰む

 

 

「貴き罪業」