ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


君は嘘泣いて

熱い肌を噛む

恋が夢見れば

留守電に縋る

 

洗濯物の色が

風に溶融する

濡れた下着は

淋しさを孕む

 

僕は深読んで

悪い声を聴く

痕が裏切れば

悲愴美に触る

 

前頭葉の罪が

神に肉迫する

揺れた脳裡は

空しさを磨く

 

 

「複雑な調和」