ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


苦しい孤児は

季節を怒鳴る

自堕落な街に

頬が冷やされ

 

地下鉄の雨が

約束を詠んで

摩耗した嘘は

遺伝子に睡る

 

淋しい夢魔

架空を真似る

気分屋な夜に

恋が燃やされ

 

避妊具の罰が

神様を裂いて

依存した贄は

稚拙美に踊る

 

 

「寵愛の端」