ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


雨の造語が

窓を叩けば

幼き詩人は

文法に泣く

 

寒い寝室は

毛布が乱れ

微睡む歌で

音程を辿る

 

夜の偽名が

艶を孕めば

醜き姦夫は

扮装に笑む

 

悪い楽園は

血汐が流れ

渦巻く色で

光景を縛る

 

 

「薄暗い審美」