ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


皮肉屋な鯨が

哀しく佇んで

僕に沈下する

破滅を囁いた

 

憎悪に暮れて

神託を摩耗し

忙しい惨敗が

肩甲骨で熟む

 

不器用な荊が

淋しく慄いて

君に萌芽する

母性を育んだ

 

素顔に触れて

結末を看護し

美しい肯定が

失楽園で咲く

 

 

「愁い遊民」