2017-05-11 ■ 硝子玉に燈る 生ける叙景は 僕の失楽園を 煌いて魅せる 文脈の日蔭に 推敲を重ねて 多義な傍点が 甘く同棲する 黙示録に遺る 病める受難は 君の再誕祭を 貴んで終える 転調の迷夢に 音域を委ねて 美技な旋律が 深く婚礼する 「聖供の愛し」