2017-05-08 ■ 神童が護る 惨い定義を 夜の砂場に 封印すれば 僕は回顧を 正しく紡ぎ 悲痛な色も 静観できる 廃人が縋る 脆い自覚を 雨の線路に 散骨すれど 僕は暗示を 空しく択び 錯誤な音も 識別できぬ 「存在時計」