医師の喪服は

清潔を覆って

神が校正した

不感症に熟む

 

没理想が編む

臓器の死命に

刃針は嘆じて

告別を捧げる

 

画家の義眼は

面影を写して

嘘が落日した

記憶色に吐く

 

雪月花が惹く

孤独の美景に

絵筆は詠じて

心痛を結べる

 

 

「真理の責」