2017-03-19 ■ 時計が忘れた 天国を詠めば 君の偽悪だと 聖人は想った 唸る冷凍庫は 詩学に喩えて 肉が観る夢を 満月から護る 貴石が怖れた 根底を描けど 僕の慈愛だと 骸骨は話した 迫る爆撃機は 画題に任せて 罪が降る熱を 断片より悟る 「死後硬直」