ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


非情な釜に

若者は病む

死の音律で

電話が去る

 

恋を喩えて

夜に渉った

裡は血塗れ

暦が枯れた

 

気丈な蔭に

聖人は妬く

美の独裁で

手紙が散る

 

罰を讃えて

雨に縋った

嘘は手遅れ

灯が暮れた

 

 

「切なる不遇」