2017-03-03 ■ 茜空の手品で 甘く幻視する 憂世が滅んで 君に祈る景を 儚い核爆弾が 色を支配して 黄昏は永遠に 讃美歌で恵む 泪雨の旅路で 弱く懐古する 恋慕が騒いで 僕に廻る毒を 短い生命線が 罪を啓示して 哀別は完璧に 過去形で裁く 「分裂症」