泪の不時着に

君は声を弱め

可愛い怨嗟で

浄く依存する

 

辿った体温に

そっと甘噛む

縫目は裂けて

追憶が溢れる

 

鏡の異教徒に

僕は嘘を求め

根深い懺悔で

遠く仮想する

 

終った幸福に

ずっと微笑む

台詞は融けて

口実が溺れる

 

 

「歪んだ引力」