2017-02-16 ■ 野蛮な舌は 冒涜を嗜む 初恋の花が 枯れる程に 過誤の骨を 齧って疼く 心は深淵で 断絶に罹る 多感な指は 切実を苛む 旋律の熱が 熟れる儘に 慈悲の肌を 触って靡く 命は前線で 概念に還る 「血の御業」