2016-12-29 ■ 蛆虫が祈る 平穏な肉へ 僕は殺され 熟していく 森の暗闇で 温い孤独が 静かに謳い 月は嘆ずる 真実が罹る 安全な枷へ 街は犯され 育っていく 骨の幸福で 悪い理想が 僅かに叶い 神は厭がる 「免罪死」