2016-12-28 ■ 十字架の岬で 僕が視た色を 君に紡ぐまで 恋は残される 愛しい目蓋に 清潔な約束を 雨で微睡んだ 朝の狂おしさ 不条理の命で 君が得た熱を 僕に捧ぐまで 嘘は想われる 空しい悲哀に 寛容な結末を 毒で目論んだ 夜の悩ましさ 「貴い幸福」