ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


文字盤で刻む

克明な詩篇

墨の獰猛さが

罪深く沁みる

 

美しい装丁は

命すら磨いて

群星に託した

百年後の初恋

 

気管支で憎む

簡潔な台詞に

空の冷酷さが

心無く落ちる

 

忙しい肉筆は

暦すら裁いて

折紙に隠した

五秒前の遺言

 

 

「朽ちぬ枯葉」