2016-12-10 ■ 緻密な眩暈で 故郷を燃やし 悪どい神々に 天罰が落ちる 春の川辺には 桜が咲くから 君を愛しても 雨で痛むから 不幸な言葉で 理由を亡くし 淋しい虐殺に 感涙が満ちる 朝の野山には 兎が跳ぶから 君を遺しても 夢で話すから 「八分の乱」