2016-11-15 ■ 東雲の雫に 街は怯えて 鈍い彩色で 憂世を描く 中央線走る 親しい凶器 羽搏く骸を 進軍で刈る 精霊の扉は 天に聳えて 重い吹奏を 奇跡で紡ぐ 神経症孕む 正しい背理 受継ぐ泪で 楽園を忌む 「堕善の国」