ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


籠の中で詠む

翅を捥いだ蟲

歳月に残され

酷く憧憬する

 

嘘を吐く程に

感情は混濁し

美しい執念で

脳の底が響く

 

罪の種で編む

生を懸けた色

運命に貶され

強く閃光する

 

君を待つ夜に

幻覚は盛装し

忙しい疾病で

骨の髄が騒ぐ

 

 

「詩蛍」