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ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


絶版の祈りに

言葉を捧げて

空虚な血肉は

音も無く凍る

 

明朝体の脳が

寡黙に示した

恋する定理と

正しい泣き顔

 

本棚の慈愛は

不幸を透して

気儘な天使に

痕も無く贈る

 

最終稿の熱で

僅かに遺した

叛する神話と

親しい想い出

 

 

「命の文学」