ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


秋の悪意は

文学が薫る

傷つく娘に

恋する詩人

 

賢い言葉で

独善に描く

臆した瞳は

主題を殺す

 

切な相違に

痛覚は残る

浮つく心を

呈する手帖

 

拙い夢想が

愛惜を招く

熟した病で

夜闇に還す

 

 

「離別の痕」