ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


黒い雨の中

列車が走る

深層は静寂

煙に咳込む

 

肌が爛れた

街から離れ

空白な瞳に

言葉少なく

 

古い鉄の声

正気が霞む

幻想は隣人

病を讃える

 

恋が穢れた

空すら忘れ

泡沫の心に

汽笛渦巻く

 

 

「灰の終点」