2016-09-03 ■ 痣の合間に 夢を重ねて 歪む慈愛で 成立する物 蟲籠焼いて 命と遊んだ 不全な業に 内在する物 春の末路に 風は背いて 霞む写真で 追憶する物 幻肢触って 躯が痛んだ 一途な君に 切望する物 「シン」