2016-07-01 ■ 平安の世で 雅に舞える 若かりし君 齢は十二程 美麗な御髪 鬼火も随え 柔き目尻は 幼さが残る 珠玉と焚べ 永劫を祈る 残虐な儀に 呪縛した魂 時が遠のく 孤独な陰で 君は繰返し 恋に泪する 「供物の娘」