2016-05-07 ■ 乳房の谷間で 寝息を立てる 貴方が愛しく そして淋しい 月と告げては 私に依るのに その温もりが 何だか怖いの 砂糖が融けた 夢を廻るなら 私と出逢わず 不幸でいてね 濡れた睫毛は 貴方を望むよ 夜の質さえも 無縁な部屋で 「昏い余韻」