ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


地下鉄では

軋む線路が

絶望の人に

悲鳴を注ぐ

 

草臥れた嘘

缶の麦酒に

無骨な顔が

明滅する窓

 

古い電波で

心臓を毀し

生涯賭けて

贖罪したい

 

不潔な背広

黒い胃液に

死んだ鼠と

皆殺しの唄

 

 

「残業囃子」