ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


古き画廊に

飾った病魔

黒い海では

人魚が泳ぐ

 

価値は命に

月は孤高に

狂信が咲く

画風の症候

 

憂世を逸れ

心に慣れず

老獪の色を

死力で拒む

 

壁に描いた

切なる嘘も

茶目な輩は

冒涜を説く

 

 

「傷の個展」