ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


空も隠れる

桜の小径を

一人歩けば

死臭が薫る

 

恋人の肉か

友の白骨か

或いは冬が

骸を曝すか

 

画策された

花の色味に

心を奪われ

躍るは狂気

 

逢瀬を重ね

散らすが幻

睡る季節は

酷に萌むぞ

 

 

「桃色の痴」