ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


過去の反証を

丁寧に重ねて

残る光景だけ

目蓋へ流した

 

街を焼く夕陽

蟻が乱れた痕

軽い骨の芝居

愛犬に縋る泪

 

言葉の中なら

倖せも知れて

睫毛で瞬くは

僅かな真理だ

 

粗悪な生涯が

耽った物語よ

詩情は嘘吐き

花と嵐に舞う

 

 

「文学の定理」