ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


失恋を唄えば

君は人魚だね

流星が注いだ

四畳半の部屋

 

星座を惜しみ

季節が重なる

若い波はまだ

判らずに泣く

 

静寂な海底へ

月だけを招く

独り言が溢れ

熱い泡となる

 

夜風を拒んだ

胸に棲む貝殻

離れる影画は

空と汐の贋作

 

 

「滿汐の愁傷」