2016-02-22 ■ 琥珀の月が 見護る夢は 青に溺れる 小鳥の文学 その楽園に 愛は無粋で 美しさだけ 素肌を蠢く 醜悪な僕は 不眠の砂で 些細な色に 泪を知った 芽吹く魂に 命は逆しま 遠くで星が 熱を忘れる 「砂海の夜」