2016-02-18 ■ 無情なる日 酒を呷れば 害児が唄い 凶徒は語る 死は無人駅 不法を想う 線路の上に 齧った林檎 無明に至り 女を孕ます 井戸一杯の 遺骸が喘ぐ ただ無性に 荒焼く瞳と 悶え苦しむ 正気の頓服 「無痛ナイフ」