ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


仏陀の悲運は

選ばない罪に

か弱き僕らが

縋り切った事

 

宵の晩夏には

蚊取り線香と

見事な花火が

虚心を咎めた

 

偉大な過ちで

想い直す命は

気遣いを重ね

一言に怯える

 

俗人が善悪に

事勿れを騙る

不遇に尊き死

至上な蝶の夢

 

 

「浅学の奴隷」