ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


戦場訛りの

優しい兄が

便所の隅で

頭を垂れる

 

冗談として

笑えば善い

俺は確かに

殺した筈で

 

遺書は一枚

哀しみ二匹

死に急ぐ儘

形見が虚ろ

 

呪いの病に

嫉妬で狂う

僕の愛した

寝息を返せ

 

 

「晩夏の絞殺」