ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


情緒ある死に

留守電が囁く

映画の終幕は

永遠に切ない

 

配役の鎮魂に

涙する馬鹿は

多病な死神が

役割を授ける

 

腕に駆け回る

苦悩を慕えと

猫に物足りぬ

憎悪を知れと

 

残酷な天国で

等しく穢れど

一切狂わずに

僕は死を愛す

 

 

「厄介な死」