ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


業火に焼かれ

叫ぶ恋人から

瞳を逸らして

安堵している

 

冬から逃げる

一輪の竜胆の

蒼なる毒色に

親しみを持つ

 

淋しい邪教に

贄を求めれば

夜の児童らが

安価で媚びる

 

手筈が整えば

指揮棒振るい

僕の感受性の

艶を証明する

 

 

「竜胆の涙」